ぬか漬け相談室

ぬか床に入れると美味しくなるもの、入れてはいけないもの

ぬか床のコラム

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2024.5.22.Wed

入れると美味しくなるもの

昆布

昆布を入れる事で旨味が増します。

柚子やみかんなど皮

爽やかな香りが足されて食欲をそそります。

祇園ばんやの「ぬかの母」

粉末足しぬか「ぬかの素」は無農薬ぬかに昆布・椎茸・カツオ・粉末トマト・陳皮(みかんの皮)などが入った天然調味料です。
旨味が凝縮されているので大匙2杯入れるだけでぬか床が美味しくなります。

天然調味料「ぬかの母」

入れてはいけないもの

唐辛子・にんにく・カラシなどの殺菌作用があるもの

唐辛子・にんにく・カラシなどを入れると殺菌力が強くなりすぎて、ぬか床に大切な乳酸菌たちが死んでしまい、発酵しないぬか床になってしまいます。
風味付け程度の少量ならとも考える方もいらっしゃいますが、加減が難しくリスクがあると考えられます。
祇園ばんやでは、お味や健康のためには適度な発酵があったほうが良いと考えていますので、唐辛子・にんにく・カラシ等の殺菌作用のあるものはおすすめしておりません。

釘などの鉄分があるもの

昔は釘を入れて鉄分をぬか床に入れるといった事がありましたが
かき混ぜなどの時に怪我をする恐れがあり危険ですのでおすすめしません。
ぬか床に鉄分を入れる事でお野菜の色の変化を抑える効果があり綺麗に漬けれるメリットがありますが
デメリットとしては、ぬか床自体が鉄臭くなりお味が悪くなります。
祇園ばんやでは、見た目よりお味が大切と考えていますので鉄分を入れる事はおすすめしておりません。

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我が子に安心して
食べさせられるものを

ぬか床博士宮階 眞一

みやがい しんいち

京都大学にて発酵学を学ぶ
京料理茶懐石ばんや総料理長
ぬか床(ぬか漬け)博士
ぬか床(ぬか漬け)評論家
日本ぬか漬け協会 理事長

私には、6人の子どもがいます。
料理やの主人ですが、家では
「味より栄養・からだに良いもの」と思っていたため
以前から、心の隅で”農薬”という言葉が引っかかっていました。
毎日食べる”ぬか漬け”の”ぬか”にはお米栽培の農薬が蓄積されています。
そこで、無農薬米を探しましたが、
無農薬米のぬかは日本中から集めてもほんの少ししかありません。
「美味しいだけではあかん。体にようなかったらあかん。」
と思い”無農薬ぬか床”の発売に踏み切りました。
「我が子に安心して食べさせられるものを」が私たちの想いです。

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