ぬか漬け相談室

ぬか漬け作りに必要なもの。ぬか床の容器はタッパー?琺瑯?あると便利なものとは

ぬか漬けが初めての方

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2024.5.26.Sun

ぬか床を使ってぬか漬けを作る際に何が必要なのか迷ってしまう事があります。
ここでは必ず必要なものやどんな種類の容器を選ぶと良いかなどを解説します。

ぬか漬け作りに必要なもの

既に発酵済みのぬか床が便利

ぬか床を一から作るとなると発酵をさせるのに時間がかかるだけでなく失敗してしまう事もよくあります。
初めから発酵済みのぬか床ですとすぐにぬか漬けを作れるので便利です。
中でも祇園ばんやのぬか床は、無農薬ぬかをたくさんの素材で半年以上熟成発酵させているので届いてすぐに本格的なぬか漬けが楽しめます。

無農薬ぬか床「ぬかの花」

水分が出たら粉末の足しぬか

お野菜を漬けると必ずぬか床に水分が出ます。
よくキッチンペーパーや水抜き器で水抜きをされる方がいますが、ぬか床の水分の中に栄養素や旨味などがギッシリ入っているので水を抜いてはいけません。
水抜きをしてしまうと段々と旨味だけでなく傷みやすいぬか床になってしまいます。
水分が増えたら必ず粉末の足しぬかを入れて硬さを調整しましょう。

粉末足しぬか「ぬかの素」

塩の補充もとても大切

ぬか床の水分が増えるという事はぬか床の塩分濃度も下がっているという事になります。
ぬか床は塩分でお味を整えるだけでなく雑菌の繁殖も抑えているので塩を足す事はとても大切です。
お塩にも色々と種類がありますが、スーパーで売っている様な安価な粗塩で十分です。
「きゅうりを1本漬けて10~12時間で浅漬けになる」ことを目安にお塩を補充しましょう。

ふたをしっかり出来る容器を選ぶ

ぬか床を入れた容器をふたをしないや隙間があいているとゴミや虫などが入り込む可能性があります。
ふたはしっかり閉まる物を選びましょう。

ぬか漬けにおすすめの容器の種類

食品用タッパー

軽くて扱いやすく低価格で始められます。
基本的には食品用タッパーで十分です。

琺瑯

重みがあり安定感がありますのでかき混ぜがしやすいです。
匂いや色も付きにくいです。
重い分持ち運びがし難く、比較的高価でもあります。

容器のサイズの選び方

大きくて深さがあるもの

出来るだけ大きくて深さがある方が扱いやすくなります。
少なくとも2L以上入る容器がおすすめです。
2~3Lで1~2名、4Lで3~4名、5Lで5~6名という事を目安にサイズを選んでみると良いでしょう。
容器の大きさに対して6~7割程度にぬか床を入れると溢れにくくなりますのでぬか床の量と容器のサイズを相談しながら選んでみて下さい。

ぬかの花スタートセット

あると便利なもの

食品用手袋やしゃもじ

ぬか床は塩分を含むものなので、人によってはお肌に合わない場合があります。
この場合は食品用の手袋やしゃもじでかき混ぜを行うと良いでしょう。

ぬか漬けネット「包」

細かい食材や薄切りにしたきゅうりなどにぬかが付かずに洗い流す手間なくぬか漬けが作れます。

ぬか漬けネット「包」

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ぬか床博士宮階 眞一

みやがい しんいち

京都大学にて発酵学を学ぶ
京料理茶懐石ばんや総料理長
ぬか床(ぬか漬け)博士
ぬか床(ぬか漬け)評論家
日本ぬか漬け協会 理事長

私には、6人の子どもがいます。
料理やの主人ですが、家では
「味より栄養・からだに良いもの」と思っていたため
以前から、心の隅で”農薬”という言葉が引っかかっていました。
毎日食べる”ぬか漬け”の”ぬか”にはお米栽培の農薬が蓄積されています。
そこで、無農薬米を探しましたが、
無農薬米のぬかは日本中から集めてもほんの少ししかありません。
「美味しいだけではあかん。体にようなかったらあかん。」
と思い”無農薬ぬか床”の発売に踏み切りました。
「(コンセプトかプロミス)」が私たちの想いです。

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